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2022 夏

14 August 2022

  1. Prev:
  2. しれっと再開。
  3. 書いておきたいことが溜まったというか貯まったというか。
  4. まずMAKINO号の完成を祝いたい。本当に誕生が祝福されたロードバイクとなった。めでたい。
  5. 先日ロング仲間がコンデジで撮ってくれた綺麗な写真を載せておこう。うまい具合にボケていて特定されまいw
  6. このクロモリロードの誕生経緯をまとめると次のようになる。

  7. 2020年後半ごろより前乗りに変わりEmondaではポジションが出せなくなってきた。
  8. 去年。ポガチャルが活躍していたころ。どうせフレームを変えるなら戦闘力の高いカーボンフレームをと思ってコルナゴに目が行く。
  9. フレーム価格の高騰が鼻につく。60万ってほとんどがこれ、ブランド料だろー。
  10. V3-RS | COLNAGO コルナゴ
  11. それでいて毎年価値が下がっていくから、要するに中古で売りはらって定期的に乗り換える前提の価格であるということに気づく。実際そうやって新車に乗り換えていく人が周りにも多い。
  12. でもアルミのEmondaでさえフレームを売るなんてできない性分。愛着が沸いているのでプライスレスフレームと化している。
  13. ってことは、現在価格でお高いカーボンフレームを買ってしまうと、陳腐化しても愛着で手放せず、延々と物欲に悩まされる人生を送ることになる。
  14. だったらトレンドやブランドとは関係のない、自分にあったフレームを作ってもらって生涯乗り続ける選択肢が、自分には一番しっくりくることに気づく。
  15. 歩いて5分の近所にフレームビルダーの店があることを思い出す。
  16. 昨年12月。試乗して即決。上りとロングをこなせる剛性高い軽量フレームを作ってもらうこととなる。
  17. コンポはDi2とだけ決めていた。現在の紐ディレイラーは欠陥品だと思っているからだ。紐へのストレスが過大で、自分の乗り方だと半年もたない。下手をすると3か月に1回は紐の交換が必要になる。
  18. 「アルテグラだと納期が読めない。デュラの方が早いかも。」と言われ、またできるだけ軽量なバイクにしたかったのでデュラにした。ところが改めて調べてみると今回のデュラのテーマは「Science of Speed」だという。本当に速さを追求した結果の、究極のコンポであることが分かった。満足感がヒートアップする。
  19. DURA-ACE R9200 SERIES | SHIMANO BIKE COMPONENT
  20. 同12月。朝練に参加して乗り方などを見てもらう。ダンシングでの荷重がぬるいこととサドルが低すぎることを指摘していただく。フレーム製作には影響なさそう。
  21. 4月。コンポが届いたとの知らせを受ける。これからフレームの作成を開始する、とも。
  22. 5月。フレームが完成したと知らせを受け、MAKINOさんの工房にお邪魔する。
  23. 同月。フレームの色を決める。かっこいいデザインを目指すのではなく、フレームパイプの種類に応じてイメージカラーを決めて塗り分けてもらうだけにした。フォークとバックはカイセイパイプでシルバーメタリック。それ以外はコロンバスSpilitとLifeでブルーメタリック。誰よりも速くゴールしたいという思いを込め、フォーク上部とトップチューブ前部に市松模様を施す。俺という人間個人の所有物というニュアンスを出したくないからネームは入れない。それよりも筆記体フォントで「Nosce te ipsum」の文字を入れてもらう。
  24. 塗装業者に見積もり依頼をかけてもらった。
  25. 中々返事が来ない。MAKINOさんとしても不本意らしい。俺も不安になり塗装業者を変えることを検討し始めた矢先……
  26. 6月に塗装の見積もりが出た。1か月待たされた。見積額は120,000くらい。MAKINOさんとしてはかなり高額という評価だったが、Trekのプロジェクトワンとかで年中遊んでいたのでちっとも高いと思わなかった。……金銭感覚の麻痺なんだろうなあ。
  27. 7月30日。さらに1カ月待たされ、塗装されたフレームが帰ってきたとの連絡……。恐る恐るMAKINOさんの工房に降りていくと、そこに待っていたのは眩いばかりの美しい塗装に仕上がった、注文通り、イメージ通りのフレームとフォークだった!
  28. 8月9日。納車。9200系リムブレDura-Ace が組まれている。ホイールはWTO33。ハンドル、シートポスト、サドルは全部黒のカーボンで揃えた。ダウンチューブとフォーク以外はたしかに細見ではあるが、クラシカルな雰囲気はまったく感じられない。ラグレスの溶接部は異常なまでにきれいに仕上がっていて、下手なカーボンロードよりも美しい。パーツで残念だったのは、EmondaがLookペダルを離してくれずにwやむなくフラペをつけてもらったこと。その場ではサドルのポジション出しをしてもらうことができなかった。家でPD-7800に付け替えたが、ペダルだけ外観的にすげー違和感だった。
  29. 後日8mmアーレンキーの長いやつを買いなおしてLookの黒いカーボンペダルをEmondaから外すことができた。これをMAKINO号に付け替え、外観的にも完成した。足回りとハンドル周りはすべてブラック。これが戦闘力高そうに見えてテンション上がる。←いまここ

  30. メンテについて。縦置きにしておけばシートステーの穴から水が抜けていく。気になるならサドルを抜いてひっくり返すのも良いと。そもそも錆は大した問題ではないそうだ。
  31. 飛行機輪行は注意が必要。スチールというよりDi2のバッテリーが何かの検査に引っかかることがあるらしい。宿に送ってしまうのが一番良い。
  32. Di2の設定はスマホアプリのE-tubeを使って変更できる。シンクロシフトは使ってみたが、アウターからインナーに落とす際の変速が遅くてレースでは使い物にならないレベルだった。フロントが変速してからカタカタとリアが3つもシフトアップしていく。その間ギア比はだだ下がりじゃねーか。同時にやってくれよ何これ(設定で変更できそうな気配はある)。
  33. 幸い「次シフトダウンしたらインナーに落とすよ」という警告をEdgeが鳴らしてくれるので、そこだけ手動でフロントを操作してやることもできる。
  34. 乗ってみるとハンドル周りが異常に軽い。デュラDi2さすがだな。ブラケットもコンパクトで握りやすく操作性が良い。
  35. あまりにも前方が軽すぎて後とのバランスが悪いくらいだ。ロングライドではフロントバッグをつけるとちょうど良いかもしれない。

15 August 2022

  1. MAKINO号、今後のカスタム。
  2. パワーメーターをつける。とりあえず105クランク+4iiiiを使っていきつつ、左クランクを4iiiiに送って取り付けてもらうことにする。そんなもん。ねじ止めのスキュワーを買おうかとも思ったが、フレームにダメージが行きそうなのでパス。
  3. 恐る恐る重量を量ってみたら、7.51kgだった。スチールにしては中々軽い。
  4. 装備品は色々検討したい。Emondaには似合いそうになかったサドルバッグとかフロントバッグとか。スチールバイクには合うはずで、ロングの楽しみ方の幅が広がりそう。
  5. バックパックに泊まりの荷物を入れて前橋から千葉まで帰ったことがあるが、サドル荷重が増えて苦痛だった。背中も蒸れるしあれはやりたくない。
  6. 現状荷物はサコッシュを使っているが、サドル荷重が増えることは変わらないし、ダンシングでずれてくるのが許せない。

17 August 2022

  1. D-FLYはシマノのエレクトロニクスコンポーネントをスマートフォンや互換性のある外部のサイクルコンピューターと無線でつなぐことによって、あなたのサイクリングライフをより豊かで、魅力的にする近距離ネットワークです。
  2. Di2のブラケットカバーの内部には親指で押せるスイッチが仕込まれていて、こいつを押したらEdgeのページが切り替わった。D-Flyと呼ばれる機構らしい。ライド中にEdgeの操作をするのは苦痛だったから、これは助かる!
  3. 1回クリック、2回クリック、長押しの3種類を左右のスイッチに、計6種類の機能を割り当てることができる。何を割り当てようか。ワクワクするね。

18 August 2022

  1. Di2のシンクロシフト、シフトアップには十分使える。シフトダウンも平坦ならあまり問題はない。問題は登りだ。
  2. 登りに入る前にインナーに落とすとき、ギア比を大きく変えまいとして3枚くらい小さくしようとするので時間がかかり、その間に失速してしまう。これは致命的。設定とかで何とかできる気もしていたが、とりあえずフロントを操作すれば手動で行けることが分かったので、今までの馴れた方法でやることにした。次にシフトダウンしたらインナーに落とすからな、という合図はEdgeが音で出してくれる。

19 August 2022

  1. Edge830が星を付けたStravaルートと同期してくれないことがある。解決法は:
  2. Garmin Connect(モバイル) > トレーニング > コース に載っているか確認。載っていなければStravaで星を付け直してみる。
  3. コースを開き、メニューから「デバイスに送信」

21 August 2022

  1. R9200系Di2レビュー。
  2. どこでフロントを変速するか、同時にリアをどこに変速するか、すべてを細かく指定して設定できる。シンクロ(ナイズド)シフト。
  3. ボタンを長押しで多段変速。
  4. ケイデンス90もあればトルクを掛けながらでもスムーズに変速できるチェーンリングとカセット。
  5. コンパクトで握りやすくエアロポジションを取りやすいSTIレバー。
  6. Edgeなどのヘッドユニットとの無線連携(Edgeシリーズ:Shimano Di2シフト構成の設定と制御 | Garmin サポートセンター
  7. 700km走ったけどバッテリーは30%くらいしか減っていない。
  8. 今のところ、ダメな点はインナーに落ちる時のシンクロシフトだけかな。リアのシンクロが遅すぎて使い物にならないね。コンマ何秒かクランクが空転してるんじゃないかというくらいにトルクが抜けてしまう。なので、インナーに落ちる前の「ピッ」という音を聞いたら、次はマニュアルで変速する。たまーに聞きそびれることがあっていやだけど。
  9. たぶんレースではマニュアルで使うと思うね。
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己自身を知れ